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2020年04月02日

高齢者介護施設でも相次ぐクラスター。介護問題にも大きな打撃をもたらすか

「我々は戦争のさなかにある」
――フランスのマクロン大統領は新型コロナウイルスの感染拡大に対して「15日間の外出制限」を国民に訴えた。WHO(世界保健機関)は、「複数の大陸の複数の国でヒト―ヒト感染が拡大するパンデミック(世界的流行)の状態にある」とし、その中心はヨーロッパに移ったと見解を示した。
最も深刻なのは医療崩壊を起こしつつあるイタリアで、感染者10万人以上、死者も1万人を超えた。日本国内の感染状況は、感染者2419人、死者69人(4月1日現在・厚労省)で、注目されているのがクラスター(感染者集団)の発生。
厚労省は専門家の分析をもとに、ライブハウス、スポーツジム、医療機関などで5人以上のクラスターが10都道府県15カ所で発生していると公表(3月16日)した。
クラスターは、高齢者が通うデイサービスなど通所型の介護施設でも相次いでいる。愛知、兵庫、千葉などの施設で発生。名古屋市は、126のデイサービスに2週間の休業を要請した。
施設が休業すると介護サービスを十分に受けられない高齢者が出てくることになる。一人暮らしの高齢者にとってデイサービスは在宅介護の要。生活のリズムが狂い体調を崩す方も出てくるのではないか。また高齢者のいる家庭では休業が長引くと家族の負担が増え、「介護離職につながる恐れがある」と指摘する専門家もいる。
桜の花がほころび、季節はいつもどおり巡り来た。来年は花見を楽しむことができるだろうか…。(老友新聞社)
(写真はイメージです)

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