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2020年05月04日

新型コロナ感染拡大!「免疫機能」を高めよう

過ごしやすい季節の到来だが、今の時期はまだ昼間と夜の寒暖差が激しかったり、ひんやりとした風が吹くともう一枚上着が欲しくなったりもするだろう。つい油断をして体を冷やし、風邪を引いてしまうというのも今の時期にありがちだ。未だ猛威を振るっている新型コロナウイルスからも身を守らなければならない。今回は病気にかかりにくい身体を作るため、免疫力について、その仕組みや免疫力を高める方法について詳しく解説しよう。

未だ感染拡大が止まらない新型コロナウイルス。その感染力も強いことから、手洗い、うがい、そしてしっかりとマスクを着用して感染予防に努めていることだろう。そして日本国中でマスクやアルコール消毒液が品不足になるほどである。
もちろんそれらの感染予防策をしっかりと行うことは大切であるが、さらに重要なのは自分自身の防御機能、いわゆる免疫力を高めておき、病気になりにくい体作りを普段から心がけておくことである。

ウイルス、細菌、がんなど進入時に
異常細胞を攻撃・駆除

ではここで、我々の身体に備わっている免疫機能について簡単に解説する。
我々人間は生きるうえで、水を飲んだり食事をしたり、あるいは呼吸をするなど、外部から体の中へ、水分や栄養素、酸素など様々な物質を取り込み、循環させている。しかし、それら身体にとって必要なものばかりではなく、時に身体に害を与えるような物質さえも体の中へと入り込んでしまうことがある。風邪やインフルエンザ、今年大きな問題となっている新型コロナのウイルス、そして細菌なども、知らぬ間に鼻、口、目などの粘膜から体の中へと進入してくるものなのだ。このとき、体の中に進入してきたウイルスや細菌、またがんなど体の中から発生した異常細胞を退治するのが免疫機能である。
免疫は、まず「自分自身」と「自分ではない」ものを区別する。そして体の外から進入した細菌やウイルス、また体の中で発生した異常細胞を見つけると、それらに対して攻撃を加え、駆除するのである。

「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類

免疫は大きく分けて「自然免疫」と「獲得免疫」の2種類がある。
ウイルスや細菌などの異物が体の中に侵入すると、まず第一段階として自然免疫がそれらをいち早く発見し攻撃を仕掛ける。それと同時に、それら異物に関する情報を収集し「獲得免疫」へと伝達する。
第二段階として、身体に侵入したウイルスや細菌の情報を入手した獲得免疫は、それらの情報を記憶して、次に体の中へ侵入した際に、より素早く、より強力な攻撃が出来るよう準備を整えてくれるのだ。自然免疫と獲得免疫の役割を表1にまとめた。

 

発酵食品を食べる
自律神経を整える

では、これらの免疫機能をより高めるためにはどうすればよいか。たとえば季節性インフルエンザに対して予防接種を受けておくというのも一つの方法であるが、ここではそれ以外の、日頃の生活習慣によって免疫を高める方法について紹介しよう。

腸内細菌が重要な役割果す

免疫力には腸内細菌が重要な係わり合いを持っているということが明らかになってきている。腸内には大量の免疫細胞が集まっており、腸内環境を良くする事が免疫力をたかめることに繋がるといわれている。バランスの良い食事を心がけ、ヨーグルトや漬物、納豆などの発酵食品を積極的に摂取するようにしたい。

2種類の自律神経

自律神経とは、人が意識をしなくても自立して働く神経である。自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、緊張したり活発に活動する際には交感神経が、リラックスしたり身体を休めたりする際に副交感神経が優位に働く。自律神経は免疫機能とも密接な関係があるため、この2つの自律神経のバランスが崩れると免疫機能も旨く働かなくなってしまう。自律神経のバランスを整えるコツを表2にまとめるので参考にしてほしい。

以上のような生活習慣を意識して免疫力を高め、日頃から病気に負けない、かからない体作りを心がけてほしい。(老友新聞社)

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