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2020年05月06日

ウイルス感染の予防策!ウイルスを出さない・もらわない!

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。当初は発生源といわれる中国の武漢を中心に感染が拡大し、時間の経過とともにその猛威はイギリス、スペイン、米国、そして4月上旬には我が国日本でも感染が拡大している。予防接種や特効薬がない現在は、とにかく感染予防をするしか手はない。先月は感染予防のために免疫力を高める方法についてお伝えしたが、今回はコロナウイルスに限らず、一般的なウイルスから身を守るための感染予防策についてお伝えしよう。

「飛沫感染」と「接触感染」
ウイルスを「出さない」「もらわない」

コロナウイルスの感染は、現在のところ「飛沫感染」と「接触感染」の2つと言われている。

飛沫感染とは、すでにウイルスに感染している人がくしゃみや咳などをした際に、口から飛ぶ唾液のしぶきにもウイルスが含まれており、そのしぶきをほかの人が吸い込んでしまうことで感染する。

一方の接触感染とは、感染者がくしゃみ、咳をした際に手で押さえたりすると、ウイルスを含んだ唾液が手につき、その手でドアノブや手すり、電車のつり革などを触ると、そこへもウイルスが付着する。そしてほかの人がその場所を触り、さらにその手で口や鼻などの粘膜に触れることでウイルスに感染する。
基本的にウイルスは人間や動物などの生き物に取り付いていないと生きられないものであるが、ドアノブなど、生き物以外のものの表面でも数時間は生きていられるといわれている。

感染拡大を防ぐためには、ウイルスを「出さない」ことと「もらわない」ことが大切である。
コロナウイルスは、たとえ感染していても症状が現れないこともあるという。そのため、無症状の感染者が自覚なしに外を出歩いてしまい、自らが持つウイルスをばらまいてしまう恐れがある。そのためウイルスを「出さない」という対策も感染拡大を防ぐには重要になるのだ。

ウイルスを「出さない」ために
必ず「マスク」をつける

ウイルスを出さないためには、マスクをつけることが重要である。くしゃみ、咳はもちろん、人と向き合って会話をする際にも、どうしても唾液は飛んでしまうことがあるため、人が多くいる場所や人と会話をする際などはマスクをするべきである。


今、マスクは世界的に不足しており、スーパーやドラッグストアでも軒並み品切れ状態が続いているだろう。ハンカチやガーゼなどを使い手作りのマスクを使用している人もいるようだが、それでも一定の効果が得られ、さらに洗濯して繰り返し使用可能ということなので、マスクの在庫がなくなってしまったという方は利用してみるのもよいだろう。

くしゃみ、咳をする時は
腕(肘関節)で口を覆う

もうひとつ重要なのはくしゃみ、咳エチケットだ。
ウイルス感染者がマスクをしていないときにくしゃみ、咳をする際、なにもせずにそのままだとウイルスを含んだ唾液をまき散らしてしまう。また、ついクセで、手のひらで口を覆ってくしゃみ、咳をする人も多いのではないか。その場合、大量のウイルスが手のひらに付着してしまう。そのままドアノブや手すりなどに触れると接触感染の危険がある。


くしゃみ、咳をする際に推奨されるのは、腕で口を覆うこと。肘関節の内側部分で口をふさぐようにするのだ。こうすることで手のひらにウイルスが付着してしまうのを防ぐ。肘関節内側の部分にウイルスが付着してしまうが、この部分は普段ほかの場所に接触させることは稀なので接触感染の確率は低くなる。

ウイルスを「もらわない」ために
密閉・密集・密接の「3密」を避ける

我々高齢者は新型コロナウイルスに感染すると重症化する危険性が高い。3月下旬には、タレントの志村けんさんが新型コロナウイルスにかかり、肺炎の症状で入院された。重症化して人工心肺装置を装着しての治療も虚しく、亡くなられたことは衝撃的なニュースだったため記憶に新しい。

感染予防のためにウイルスをもらわないようにするには、まず人込みを避けることだ。これは新型コロナウイルスに限られたことではなく、一般的な風邪や季節性インフルエンザ予防にも言えることであるが、人が多い場所にはその分ウイルス感染者が近くにいる確率も高くなり、感染の可能性が高まってしまう。また人と人との距離が近くなるために、体が触れ合ったり、飛んできた唾液の飛沫を吸い込んでしまう可能性も高くなる。

今、厚労省が感染を防ぐために提唱しているのは「3密」を避けるということである。「3密」、つまり3つの密とは、
①換気の悪い密閉空間
②多人数が集まる密集場所
③間近で会話や発声をする密接場面
のことだ。とくにこれら3つの密の条件が重なってしまう場所ではクラスター感染(集団感染)が発生しやすいと考えられるため避けるべきだとしている。

手洗いは30秒かけ念入りに

また、接触感染の説明の中で、感染者が触ったドアノブや手すり、電車のつり革などにウイルスが付着することがあると書いた。ウイルスをもらわないようにするためにはこれらの場所に手を触れないようにするのが一番ではあるが、それでは日常生活に支障をきたすことになるし、手すりや電車のつり革など、掴まないようにして万一転倒してしまったら大変である。
ウイルスが付着している場所を一切触れないようにすることは不可能なため、その代わりに重要となるのが手洗いである。
手洗いは30秒かけて念入りに行うことが推奨されている。

感染拡大を防ぐためには、決して他人任せにするのではなく、一人一人の心がけや取り組みが重要になるので、ぜひ実践してほしい。(老友新聞社)

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