趣味
2026年09月24日
「トマト洗うつるりくりくり朝昼夕わが食卓に生き抜く赤が」2026年9月入選作品|老友歌壇
老友新聞2026年9月号に掲載された短歌入選作品をご紹介いたします。(編集部)
一 席
トマト洗うつるりくりくり朝昼夕わが食卓に生き抜く赤が
王田 佗介
「つるりくりくり」がトマトの丸さと艶やかさをよく表しています。赤は強い色。下の句が、トマトとそれを食べる作者の生命力を感じさせます。
二 席
若葉揺れ小径を抜ける風涼し心も弾む水無月の空
下田 尚保
初夏の爽やかな雰囲気を表現して、気持ちのいい整った一首です。
三 席
風鈴のしおりに残る父の字がくるくるまわるホッとひといき
佐藤 純子
しおりがまわるのではなく、「父の字がまわる」としたところがいいですね。風鈴の音と共に父の思い出が蘇ってくることでしょう。
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