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2021年12月24日

年末年始の移動による「オミクロン株」市中感染拡大憂慮…感染対策の基本徹底を。

年の瀬、新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」が海外で急速に感染拡大する中、日本は水際対策の徹底を図ってきた。しかし12月23日に大阪で、渡航歴がなく感染経路不明のケースが確認され、市中感染の拡大が憂慮されている。

オミクロン株の正体は未だ詳らかではないが、アメリカでは1週間の感染者の7割以上をオミクロン株が占めている。疾病対策センター(CDC)は「デルタ株に比べ感染力が強いことは明らか」と報告。また、世界保健機構(WHO)では、ワクチンを2回接種した人の感染も多く、「3回目の接種でオミクロン株に対する効果が期待できる」としている。
政府は、原則8カ月としていたワクチンのブースター接種間隔を短縮し、高齢者など重症化リスクの高い人の優先接種を進める。

オミクロン株の市中感染で気になるのは年末年始の影響だ。第5波以降、感染者数が激減し、ワクチン接種も国民の77%以上が2回接種を完了している状況から、この正月は帰省できると楽しみにしている人が多い。

国立感染病研究所は、基本的な感染予防策として「3密の回避」「マスクの着用」「手洗いうがい」などの徹底が必要と言っている。
ワクチン接種に加え、厚生省は米メルク社の内服治療薬「モルヌピラビル」を特例承認する見通しである。敵から身を守る武器も備わりつつある。日常生活を少しでも取り戻し、希望の光が見える新年2022年であることを祈りたい。

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