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コラム

2022年10月04日

「高齢同士の助け合い」~本紙読者投稿より

駅の近くでおきた出来事ですが、老人がタクシーを降りようとしていました。片手を宙に伸ばし、何かにつかまろうとしていますが、あいにくつかまる物は何もないのです。私はとっさにその手を取ってあげますと、やっと車から降りられました。

「ありがとう」と言われ「どちらまで?」と聞きますと、目の前のビルの2階へ行くのだそうです。そのまま手を取って、お供をいたしました。

「おいくつですか」と聞かれ、「84歳です」と申しましたら「女性は強いですなあ、私は72歳で、このざまです」とおっしゃいました。何度もお礼を述べられて、2階の歯医者さんへ入って行かれました。

それから半年後の事です。京王線に乗り、新宿駅でJRに乗り換えの時、階段でバランスを崩し、前のめりに倒れそうになりました。その時、とっさに私の手をつかんでくれた方がいました。お陰様で転ばずにすみました。

人波に押され、その方は反対の方向へ行ってしまいましたが、大声で「ありがとうございました」と叫びました。ちょっと振り返って下さいましたが、70歳くらいの男性でした。大怪我をするところを、助けていただいて感謝の気持ちでいっぱいです。

健康に自信のある私ですが、自重して、とくに階段では気を付けることにしています。時に老人は人の助けが必要なのだとつくづく感じました。
(東京都 K・S)

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