高齢者のための情報サイト【日本老友新聞】

老友新聞
ルーペ

コラム

2021年01月08日

「愛情いっぱいだった先生の想い出」~本紙読者投稿より

私達が通う金谷教室に、その先生がいらっしゃるようになり20年という歳月が流れました。先生の下で、20名の生徒が明るく楽しい雰囲気の中で机を並べて学ぶことが出来ました。
月2回の、先生の和紙絵画教室が好きでした。先生は時間に遅れないようにいつも静岡から金谷に来られ、「11時半にはこの教室で昼食を済ませているのよ」とおっしゃっておりました。
私が早めに教室に着くと、「松本さん、元気だった?良かったね」と笑顔で迎えてくださり、次々と来る生徒の一人ひとりに温かい言葉を掛けてくださいました。教室はいつも明るく楽しく、3時間があっという間でした。

年に一度は静岡の教室の人たちと合同で旅行もあり、楽しい思い出を沢山作ってくださいました。毎年秋の展覧会にも出かけて勉強になりました。

この生活がいつまでも続くと思っていましたが、先生は7月のはじめに外で転んでしまい、大腿骨を骨折、入院されることになりました。こんな事になるなんて思ってもいませんでした。
一日も早く全快されて、また教室に戻ってきてくださることを楽しみに待ちました。3ヶ月で退院されてリハビリを続けられていましたが、急に血圧が下がり、なす術もなく、帰らぬ人となられたのです。

人生、何が起こるかわかりません。先生の旅立ちによって、楽しかった教室の再開も夢となり、思い出となってしまいました。
長い間お世話になりました。ご恩は忘れません。先生のご冥福をお祈りいたします。
先生の経験からのお言葉「絶対に転んではいけません」を心に置いて、これからの余生を一日一日大切に生きていきたいと思います。(静岡県 T・M)

この記事が少しでもお役に立ったら「いいね!」や「シェア」をしてくださいね。

あなたの体験や感じていることを伝えましょう。

「投稿 読者コラム」のコーナーでは、随筆や提言、貴重な戦争体験や老人クラブなどでの活動記など、コラムを募集しております。

読者投稿の募集はこちら


トップへ戻る ホームへ戻る