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コラム

2023年02月21日

第5回「東京国際空港」~世界へ羽ばたく東京の表玄関

だんだんと外国人観光客が訪れるようになって来ました。今年は多くの外国の皆様に四季折々の日本をお楽しみいただきたいと思います。

東京の表玄関、羽田空港は大正時代、羽田の干潟に日本飛行学校が創立され、昭和6年8月、300m幅15mの滑走路を1本設けて、大田区の海老取川を挟んだ東方に日本初の国営民間航空専門空港「東京飛行場」として正式に開港しました。
昭和20年に連合国軍の接収で、住民は48時間以内強制撤去。「ハネダ・エアベース」となりましたが、昭和27年連合国軍から大部分が返還され「東京国際空港」に改称されました。

コロナ禍以前の2019年(令和元年)には世界で5番目に乗降客数が多い空港となり、発着回数と旅客数は国内最大です。羽田の空にはいつも飛行機が列をなして飛んでいます。

江戸の街並みを再現

羽田空港は今や飛行機に乗るだけの場所ではありません。空港ならではのショッピング、レストラン、夜景スポットなど楽しめるエリアがたくさんあります。

平成22年にオープンし、新しい日本の玄関口となった国際旅客ターミナルの特徴は、現代の名匠が伝統的な手法を駆使して江戸の街並みを再現した江戸小路です。ここには和風雑貨やつい入りたくなる食事処など、見どころが並んでいます。江戸小路の先にあるのは「はねだ日本橋」。当時の日本橋の半分のサイズで復元されています。江戸時代を感じる羽田空港ならではの場所で、外国のお客様にも大人気。必ず訪れたい所です。

展望デッキはターミナル5階。東向きで滑走路との距離が近く、多くの飛行機が離陸するところが楽しめます。まだ外国の機体の駐機は少ないですが、飛行機が大空に飛び立つ姿は希望があり、飛行機好きでなくても十分の見ごたえがあります。

最も清潔な空港第1位

そして日本人として誇りに思うことは、スカイトラック社の世界空港ランキングの部門別で最も清潔な空港ランキングで第1位になったことです。清浄を重んじる日本人のおもてなしの心が生きている証拠です。

まだ、営業を再開していない店舗もありますが、空港にはドラマ有り。気持ちは大空高く羽ばたく飛行機のように今年も前向きでありたいです。

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