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コラム

2024年01月16日

第10回 浅草今昔

浅草の賑わいは江戸時代から変わりません。というよりも進化を続けて、いつ訪れても新鮮で人の心をワクワクさせてくれる日本の代表的な観光地です。

昔も今も進化を続ける伝統の街

江戸の風情を残す下町浅草は、人々に愛され江戸~東京を代表とする行楽地として発展したのでしょう。江戸の三大行楽地といえば上野、両国、浅草。それぞれに寛永寺、回向院、浅草寺という有名な寺院がありますが、浅草寺は様々な神仏を祀る信仰のデパート。日本各地から宗派を問わず、大勢の参拝者が訪れていました。

浅草は信仰の地としても人気でしたが、それ以上に魅力ある繁華街であり、人や物が集まる江戸を代表とする町でした。1800年代半ばには、芝居小屋、見世物小屋、人形や細工物を販売する商店、茶屋、飲食店などの店が立並び世代を超えた人達が楽しめる街へと変化したのです。

浅草寺は飛鳥時代に観音像をおまつりしたのが始めとされる、東京で最も古い寺といわれています。本堂の中央の御宮殿に安置されている聖観世音菩薩は、秘仏として定められているので直接拝む事は叶いません。

浅草寺の隣にあるのが「権現造り」の社殿が国の重要文化財に指定されている、明治時代に神仏分離令により今の名前になった浅草神社。浅草寺の総門は有名な雷門。そこから続く仲見世は、江戸時代に境内の掃除などについた人が境内や参道で商売が出来る権利を得たのが始まりです。浅草は江戸時代から町人文化の中心地、歴史とグルメと情緒の街ですからとても一日では廻りきれません。訪れるのならば浅草の今昔を知る、神社仏閣巡り、伝統の祭り体感、職人技の逸品を手にする、遊びスポットを訪れ浅草グルメを味わうなどテーマを分けることをオススメいたします。また年中行事は50以上もあり、年末には市が立ち年始は初詣、春は花見に花魁道中、夏は花火とサンバカーニバルの熱狂シーズン、秋はゆったり菊花展等と行く度に新しい発見があり、四季折々いろいろな表情を見せてくれる伝統的な祭りや行事が頻繁に開催されています。

また、一つ角を曲がると違った表情の浅草が見えて来て賑やかな表通りからは別世界、ツタが絡まり変化から取り残されたような、物悲しい雰囲気の裏通りが続きます。

懐かしくて新しい浅草は、多くの外国人観光客が訪れ連日大賑わいです。

 

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