コラム
第19回 宇佐神宮~八幡様の総本宮
鎮座1300年の節目迎える年
大分県の宇佐地方は畿内や出雲と同様に早い時代から開けた場所で、『日本書記』には神代に比売大神が宇佐嶋にご降臨されたと記されています。
宇佐神宮の本殿は八幡造の古式の様式で建築物としては大変貴重で、千古斧を入れない深緑の杜に映える美しい本殿は国宝に指定されています。
日本全国に神社は約11万あるとされ、八幡神社が最も多く4万600社あまりのお社があり、その総本宮が宇佐神宮です。建立は725年。今年はご鎮座1300年を迎える節目の年です。神話の世界とも深い関わりがあり、国宝や多くの重要文化財、有形文化財が集まり、初詣には40万人も参拝する由緒ある神社です。
「神仏習合文化」の発祥
八幡信仰は、応神天皇のご聖徳を八幡神としてお祀りし、仏教文化と日本固有の神道を習合したものと考えられています。
宇佐神宮の境内は自然と調和し、季節の花や緑が生い茂る大分県屈指のパワースポットとしても知られています。見所も多く、各所の歴史や由来を訪ね歩くと2時間以上はかかります。
国宝の本殿、境内はパワースポット
まず、神宮正面の鳥居をはじめ境内には数多くの鳥居がありますが、屋根の部分(笠木)がそり上がり、額束がなく、柱の上部に黒い台輪が付いているのが特徴です。
宇佐神宮は国宝宇佐神宮本殿が鎮座する上宮と下宮があり、各本殿は正面向かって左側から一之御殿(八幡大神〈応神天皇〉)、二之御殿(比売大神)、三之御殿(神功皇后)がお祀りされています。
本殿の建築様式は二棟の建物が前後繋がった八幡造。神様は昼と夜で移動し、昼間は本殿で仕事をして、夜は奥殿でお休みになるという考えが特徴的です。
宇佐神宮では「下宮参らにゃ方参り」とされ、上宮、下宮の両方を参拝するのが基本とされています。
境内には水分神社、弥勒寺跡、金毘羅神社、天満神社などがありますが、宇佐神宮は「神仏習合文化の発祥」と伝えられ、もともと弥勒寺には神様、仏様がそれぞれお祀りされていましたが、明治の神仏分離の法律により廃寺となってしまいましたが、古来の宇佐地域の仏教文化に大きな影響を与えた施設です。
今年は節目の年として、数々の神事や催しが予定されています。

この記事が少しでもお役に立ったら「いいね!」や「シェア」をしてくださいね。
- 今注目の記事!




































