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三遊亭ぽん太の下町寄席からこんにちは!

三遊亭ぽん太の下町寄席からこんにちは!

2022年12月22日

連載16「地元」

冬らしさが増して参りましたがいかがお過ごしでしょうか。
私の地元は夏暑く冬寒い名古屋です。
雪国に比べたらたいした事はないとは思いますがそれでも寒暖差がひどいです。
夏は40℃近くまでいきますし、冬はそこそこ雪が降ります。
先日帰省しましたが、あの地で春夏秋冬関わらず常に短パンだった小学生という生き物は今考えると別のなにかだったんじゃないかという気すらしました。

さて落語家はそれぞれ地元を大事にします。
お相撲さんが出身地に後援会があったりするのと同じですね。
私も名古屋では定期的に落語会をひらいています。
現在住んでいる町と故郷、その二つを拠点に活動している方が多い印象です。
先代林家正蔵師匠が「稲荷町」、三遊亭圓生師匠が「柏木」などと名人になると住んでる町名で呼ばれますのもその表れかと思います。
県人会や地元の自治体のイベントにお呼ばれされたりなどの仕事もあったりするそうです。
なので東京出身者は東京以外にバックがないのでちょっと寂しい、なんて話も聞きます。

師匠好楽は出身自体は東京の大塚ですがご両親が熊本出身ということで、熊本に落語会や笑点の収録で行くと大量の親類縁者からの歓待を受けるそうです。
五十人くらいの団体になるとか。
元々がフレンドリーで誰とでも親戚になれる方なのでリアル親戚ならばそうもなりましょう。
日本全国に友達がいますので、私が前座の時にある地方都市へ落語会で行った時こんなことがありました。
受付スタッフの方から「好楽師匠にお客様がご挨拶をしたいそうで」と言われましたので、どういう間柄なのか聞いてもらったところ「好楽師匠の、お孫さんの通ってらした幼稚園の園長先生の、いとこです」。
それは世間一般の感覚からしたら、ほぼ他人と言っていい距離感ではありますがうちの師匠に伝えしましたところ「おぉ○○さんかぁ、入ってもらいなさい!」といつものえびす顔。
すごすぎる…

師匠みたく全国区じゃなくても、私も地元では芸能人みたいな扱いを受けてみたい、観光大使になりたいと思っているのですが、実家のある名古屋市名東区という地域は浅田真央ちゃんという世界的なスタースケーターも地元なので、ちょっとそれも無理かもしれません(笑)
打倒浅田真央ちゃんは大変そうですが、ひとまずこちらは高座でスベらないようにだけ気をつけたいです。
ということで2022年も当コラムをご覧頂きありがとうございました。
また来年もよろしくお願い致します。
皆様よいお年を!

お知らせ

三遊亭ぽん太

三遊亭ぽん太の月例落語会
ぽん太ラボvol.35
日時・12月25日(日)14時開演
会場・池之端しのぶ亭
料金・予約1500円、U25割1000円、ぽん太初めて割500円
予約、問合せ・pontathe2nd@gmail.com

ちょちょら組での名古屋・大須演芸場での公演模様ちょちょら組での名古屋・大須演芸場での公演模様

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三遊亭ぽん太
  • 三遊亭ぽん太
  • 落語家
  • 1985年2月24日生まれ / 愛知県名古屋市出身 / 法政大学社会学部卒 / 2015年2月に三遊亭好楽に入門、前座名「好也」 / 2018年11月二ツ目に昇進「ぽん太」を襲名 / 現在、持ちネタは古典新作合わせて140席以上ある
  • ぽん太さんのHP
    https://pontathe2nd.amebaownd.com/
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