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2025年05月02日

大阪・関西万博開幕。シニア層の皆さんは何を思い浮かべる?

海外パビリオンの建築が遅れている、チケットが売れていない―などの声・懸念が喧伝されるなか、4月13日「大阪・関西万博」が開幕した。

大阪湾に浮かぶ人工島・夢洲(ゆめしま)を会場に160カ国の国・地域が「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに出展。東京ドーム33個分の広大な会場のシンボルは、1週2キロメートルの巨大なリング状の大屋根で、世界最大の木造建築物だ。10月13日までの会期中、2820万人の来場者を見込んでいる。

各パビリオンなどの見どころは現地でお楽しみいただくとして、シニア層の皆さんが万博と聞いて、まず思い浮かべるのは、岡本太郎画伯が手がけた「太陽の塔」ではなかろうか。あるいはアポロ宇宙船が持ち帰った「月の石」だろうか。

遡ること55年前の1970年に開かれた大阪万博は日本で初めての国際博覧会(EXPO’70)で、高度成長期を象徴する一大イベントだった。開催テーマは「人類の進歩と調和」。当時は、米ソが対立する東西冷戦下。宇宙開発を競い、月世界旅行・宇宙への憧れが高まり、人工衛星や月の石の展示には4時間待ちの行列ができた。当時展示されたワイヤレステレホンは技術革新を重ね、今日の携帯電話・スマホに結実した。

今回の万博では会場全体を「先端技術が体験できる場」とすることを目指している。その一つが「空飛ぶクルマ」。会場は「未来社会の実験場」と位置づけられているそうだ。

 

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