「寄港した船に乗った兄に会えず…」~本紙読者投稿より
昭和18年、私が19歳で、隣町の軍需工場に勤めていたときの話。 兄が広島の港に入港した船に乗っているという知らせの電報が入った。兄は召集で輸送船に乗っているらしいという事だけは解っ・・・
昭和18年、私が19歳で、隣町の軍需工場に勤めていたときの話。 兄が広島の港に入港した船に乗っているという知らせの電報が入った。兄は召集で輸送船に乗っているらしいという事だけは解っ・・・
(本稿は老友新聞本紙2016年6月号に掲載された当時のものです) 皆さんご存知でしたか? 6月6日は邦楽の日・楽器の日です。 昔から日本の芸事は6歳6月6日より始めると上達すると言・・・
私の同窓生の一男さんは、小学校高等2年を卒業後、14歳で志願兵を志し、予科練航空隊として千葉県土浦へ入隊し、少年航空兵となりました。 当時は6年間までが義務教育で、男女は別の教室で・・・
昭和16年11月、詫間海軍航空隊の建設が発表された。 18年6月には同航空隊が開隊し、九十四式水上偵察機、二式飛行艇など含め、各地から2千名もの兵員が着任して猛訓練が開始された。 ・・・
忠君愛国の教育を受けた大正生まれの人ならば、心に残る教科書。「水兵の母」は、次のような書き出しだった。 「聞けばそなたは豊島沖の海戦にも出ず、また八月十日の威海衛攻撃とやらにも格別・・・
昭和20年2月19日、米軍の艦載機であるグラマン戦闘機80機が、数十回に渡り詫間、観音寺航空隊と、豊浜の暁部隊を空襲した。 予讃線(四国旅客鉄道)も銃撃され、死者2名、重軽傷者10・・・
昭和19年支那での出来事、河南省において作戦行動中に起きた生死にかかわる36時間の戦いです。 私たちの分隊の装甲車両が河原においてキャタピラと誘導輪の故障で頓挫してしまい、前進不可・・・
(本稿は老友新聞本紙2016年5月号に掲載された当時のものです) ここ数年、沢山の外国からお客様が増えたと実感しています。銀座通りを歩いていると他所の国の言葉が氾濫し、日本語が聞こ・・・
港区立郷土歴史館は、7月31日(土)~9月12日(日)に「港区浮世絵さんぽ」を開催いたします。 港区は、国内外から多くの人が訪れる観光スポット、オフィスビルがひしめくビジネス街、大・・・
両国にある江戸東京博物館では「近代百貨店の誕生」という企画展が開催されています。 ついこの前までは百貨というだけに、デパートに行けば何でも揃い、憧れに近い感覚でしたが、今は居ながら・・・