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医療と健康

2019年04月09日

自分を肯定しよう

日本の子どもや若者は諸外国に比べて、自己肯定感が低いことをご存知でしょうか。
自己肯定感とは字の通りの意味で、長所だけでなく短所も含めてありのままの自分でよいと思える感覚、ひいては失敗を恐れず、あらゆる苦難を乗り越えることができる力のことです。

内閣府によると先進国7カ国の10代、20代の若者を対象にした意識調査では、圧倒的に日本の若者の自己肯定感が低いことがわかっています。
「自分自身に満足している」と答えたのはわずか45.8%しかいません。アメリカでは86%、韓国では71.5%の若者が「満足している」と答えていますから、その低さは圧倒的だといえるでしょう。
自己肯定感が低いと将来に対して希望がもてず、結果的にやりたいことや得意なことを見つけられないままに進学、就職などを経て大人になってしまいます。

では、なぜ日本の若者の自己肯定感は低いのか。これには、謙虚を美徳とする文化の影響も大きいでしょう。
例えば、子どもが誰かに褒められても、親は「そんなたいしたことないのよ」と謙遜しがちです。しかし、子どもは言葉をそのままに受け取り「私(ぼく)はたいしたことないんだ」と思ってしまうもの。せめて、子どもの前では「そうかしら、ありがとう」と素直に礼を言ってみてはいかがでしょうか。

自己肯定感を育むには幼少期の家庭でどれだけそのような感覚を持てたかが大切です。
大人になってからでも遅くはありません。例えば自信のない部下がいたら、ほめられ経験が少ないのかもしれません。おおいにほめて成功したという経験を増やすように導きましょう。自己肯定感を築く第一歩になります。

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山本 晴義 医師
  • 心理カウンセラー

日常よくある心の悩みについて、山本先生が解説します。心を健康に保ち、毎日健やかに過ごしましょう!

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