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コラム

2023年06月05日

「人生の最後を考える」~本紙読者投稿より

88歳の亡母が倒れて入院をしたときは、管に繋がれただ呼吸をしているだけの植物人間の状態で、先生には「いつ逝ってもおかしくない状態です」と言われ、昼夜交代で付き添いました。

眠った状態で目も開かず、一日何回かの痰の吸引をするとき、顔をゆがめて辛そうでした。

治る見込みも無い老母の痰の吸引時、ゆがめる顔が気の毒で、私は非情かもしれませんが逝って楽になってほしいと思いました。

このとき、私は自分の最後の時をどう迎えるかを考えるようになりました。

4月。老人会の懇親会の折、来賓として市議さんが挨拶をされました。そのなかで、「現在全国的に高齢者が増え、国の老人医療費は大変な時代。当市も老人対策として自身の希望する終末を記す『私の健康人生設計ノート』を希望する方に配布する」とおっしゃいました。自分の老後の生き方、医療介護、延命、相談事など、色々な項目に記載するように作られていました。

自分はまだ大丈夫と思っていても、いつどのような病気が突然出てくるかわかりません。病気になってからでは、正常な判断は出来ません。健康で充分考えられる今、自分の終わりをどう望むか、どのように過ごしたいか、書き留めておくことは、子供達や兄弟たちにも良い判断になり、迷わず本人の希望に添えることになると思います。
(静岡県 S・O)

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