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コラム

2021年04月16日

「一通の可愛い手紙…ありがとうが言える社会に」~本紙読者投稿より

今朝、新聞を取りに外へ出てみると、ポストに手紙が入っておりました。それは可愛い便せんで、全部ひらがなで書かれた手紙でした。

「いつもはいひんかいしゅう、ごきょうりょくありがとうございます。しょうがっこういちねん。○○」

とあります。

日曜日の朝、小学校の備品購入のためのリサイクルに協力して、新聞や段ボールなどを軒先に出しておいたお礼の手紙でした。あまりに可愛いので、私はお返事を書くことにしました。

「けさ、○○ちゃんの手紙を読みました。○○ちゃんは字がじょうずですね。このまえ、いちどおはなしもしましたね。わたしのいえには、お花がいっぱいさいているので、また見にきてくださいね」

と書いて、ビスケットを入れた袋と一緒に、○○ちゃんの家のポストに入れました。学校から帰ってきたら、見てくれるでしょう。

こんなに可愛いお礼の手紙をもらったのは初めてです。この機会に、本当にお花を見に我が家へ来てくれたら、お話もできて楽しいと思います。
○○ちゃんとは一度、私の家の前で遊んでいたところを声をかけて、初めて名前を知り、お話をすることができました。でもそれ以来、会うことはありませんでした。
今回手紙を戴いて、仲良しになれそうな予感がします。

挨拶ができて、そして「ありがとう」が言える子供が育てば、明るい社会が期待できると思います。(静岡県 T・M)

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