高齢者のための情報サイト【日本老友新聞】

老友新聞
ルーペ

ニュース

2023年10月20日

高齢者の9割が「終活」に関心を示す一方、行動出来る人は少ない  伝えたい人に情報を伝えられる「終活」アプリが人気に!

10月25日(水)岐阜市・西方寺で「スマホ教室」を開催

終活・生前整理をサポートするアプリケーションの開発を行う株式会社リードライフ(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:伊藤 清文)が運営する「生前整理アプリ」の人気が高まっています。利用者が自身の終活・生前整理の情報をまとめられるアプリで、登録者は2023年9月末で8,200人を突破しました。2023年10月25日(水)には、アプリの利用促進と高齢者のITリテラシー向上も兼ねて、岐阜の西方寺で「スマホ教室」を開催予定です。高齢化を背景に、今後も終活への関心は高まっていくことが見込まれています。

寺院でのスマホ教室の様子。10/25(水) スマホ教室で取材・撮影対応可能です。ご希望の方は一度ご連絡ください。

 

【終活に関心がある高齢者は9割、しかし行動する人は少ない現状】

高齢化を背景に、終活への関心が高まっています。総務省統計局の調査によると、2023年の65歳以上の人口は3,623万人で総人口の約3割を占めています。このままいくと、65歳以上の人口は、2040年には34.8%、2045年には36.3%まで拡大すると見込まれています。これらを受け、自治体でも「終活」対策を急いでいます。兵庫県宍粟市では、独自のエンディングノートを作成、岡山県岡山市では、身辺整理や相続の準備を進める「終活セミナー」を開催しました。

日本総合研究所によると、50歳以上85歳未満の9割は、「終活に関心がある」、「ややある」という回答でした。しかし、実際に行動している人は全体の13%程と少ないのが現状です。多くの人が終活に対してポジティブなイメージを感じている一方、行動には移せていない課題があります。

 

 

【墓石クリーニング事業の原体験が、アプリ開発のきっかけに】

生前整理アプリは、親会社の墓石クリーニング事業を全国展開するアシストーン株式会社の代表でもある伊藤の原体験がきっかけです。墓石クリーニングの依頼は、身内が亡くなる前後のタイミングに集中します。その際、葬儀や相続でトラブルに発展したケースを傍から何度も見てきました。このようなトラブルを防ぐには、生前の情報整理や正しい情報伝達が大切と考え、このアプリを開発しました。

 

 

【伝えたい人に正確な情報を伝えられる「終活」アプリ】

利用者が、自身の終活・生前整理の情報をまとめられる「生前整理アプリ」の利用者が増えています。自身の終活・生前整理など伝えたい情報を、スマートフォン上のアプリで記録・更新・管理できます。無料版は主に利用者自身の普段の身の回りのことを管理できます。有料版になると、相続でより重要な事柄や、本人しか通常知りえない契約情報等を登録できます。スマートフォン一つで、隙間時間や移動時間で終活を始められます。リリース後は、利用者様からのご意見を反映し、より使いやすくなるようにアプリの改善を繰り返してきました。

全国初と見られる機能は2つあります。

1つ目は、利用者の死後に遺族がアプリの登録内容を確認できることです。死亡届などの公的証明書をアプリ内にアップロードし、事前に登録したメンバーの中から2名以上の同意が得られたら、情報を閲覧できます。突然な死が訪れた時でも、遺族は最新の遺言を確認できます。

2つ目は、事前設定をしておけば、子ども・兄弟・孫・仕事相手等、登録したメンバーごとに開示する内容を分けられることです。相手によって伝えたい情報が異なるため、相手ごとに正確な情報を伝えられる機能は重宝されています。

生前整理アプリの利用者からは、「スマホ教室で使い方を教えてくれるので、その後もスムーズにアプリを使えました」、「誰に相談していいか分からなかったが、場所を問わずスマートフォン一つで始められるので便利です」等の前向きな変化も起こっています。誰に相談していいか分からない不安を、アプリ一つで完結する手軽さや、老後の不安解消にも繋がることから人気を集めています。

 

 

【無料で学べる、高齢者向け「スマホ教室」を開催】

生前整理アプリを運営する株式会社リードライフでは、大学生らが地域の高齢者にスマートフォンの使い方を教える「無料スマホ教室」を月に1回程度開催しています。生前整理アプリを一部教材として、文字の入力・写真の撮り方・天気アプリの使い方等の基本的な操作を学ぶことが出来ます。生前整理アプリを使う手前、スマートフォン操作が難しいと感じる高齢者は多いです。アプリの利用促進と、高齢者のITリテラシー向上も兼ねて開催しており、人気を集めています。実際に参加した人からは、「コロナ禍で人と接する機会が減っていたので、とても楽しかったです」、「説明も非常に分かりやすく、終活について考えられる有意義な時間でした」等の声が上がっています。

 

代表の伊藤は、「スマホ教室を通じて隙間時間や空いた時間にスマートフォン一つで、終活の準備を始めるきっかけになればと思います。事前に準備をしておくことで、急に家族が亡くなったとしても、困らない世の中にしていきたいです。」と述べています。

 

生前整理アプリ サービスサイト:
https://www.lead-life.co.jp/seizen/?shopCode=000001

生前整理アプリの特徴

 

【無料スマホ教室 概要】
日時 :2023年10月25日(水) 13:30~15:30
場所 :西方寺
所在地:〒500-8463 岐阜県岐阜市加納新本町1-2

 

 

【会社概要】
会社名 : 株式会社リードライフ
代表  : 代表取締役 伊藤 清文
本社  : 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-4-12 TOSHIN HONMACHI 5F
事業内容: 終活・生前整理をサポートするアプリケーション〈生前整理アプリ〉運営
URL   : https://www.lead-life.co.jp/index.html

 

この記事が少しでもお役に立ったら「いいね!」や「シェア」をしてくださいね。

高齢者に忍び寄るフレイル問題 特集ページ
見学受付中!長寿の森
見学受付中!長寿の森
  • トップへ戻る ホームへ戻る