特定の観光地に多数の観光客が訪れることによって、地域住民の生活や自然環境、景観などに悪影響を与え、さらには観光客側の満足度や印象まで低下させてしまうこと。世界中で発生しており、国内でも京都や鎌倉、沖縄などで大きな問題になっています。

具体的には、街中や交通機関の著しい混雑、交通渋滞、ごみ・騒音、マナー違反、トイレ不足、宿泊料金・地価高騰など。

今年1～6月の訪日外国人客が新型コロナ感染拡大前の2019年同期の6割超に戻り、国内旅行者数も回復したことから、国内各地で問題が再燃。「持続可能な観光」をめざして、官民挙げての取り組みが求められています。