コラム
2021年05月24日
「私の臨死体験…三途の川を渡る橋?」~本紙読者投稿より
平成20年5月。突然高熱が続き、即入院、診断の結果肺炎とのことだった。私は高熱のために失神し、その後のことは判らない……。
私の目の前一面に、真っ白で綺麗な花が咲いていた。その美しさは例えようが無い。ただ見とれていた。
ふと見ると、花の向こうに立派な家が見えた。
私が
「あれ、どこの家なの?」
すると誰かが
「あれはあんたの家だよ。二百年も前からあるよ」
と言う。私が
「でも川があるから行けないよ」
するとまた
「あそこに橋があるよ」
なるほど、向こうに朱塗りの橋が二本見えた。
「そう、あれを渡れば行けるね」
後は分らない。何か大きな声で呼ばれて気がついた。
私の横で婦長さんが精一杯大きな声で呼んでくださったとのこと。感謝の気持ちでいっぱいです。
あの橋を渡れば、私は今、この世にいなかったかもしれない。助けていただいた命の尊さ、ありがたさをしみじみ感じる今日この頃です。(静岡県 T・S)
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