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コラム

2023年08月31日

暮らし「ゆとりない」6割~物価上昇、収入減のダブルパンチ

全体の6割の人が、1年前と比べて「暮らしにゆとりがなくなってきた」と回答――日本銀行がこのほど発表した「生活意識に関するアンケート調査」の結果で、リーマンショック後の2010年3月以来の高水準といわれます。

調査は全国の20歳以上を対象に年4回実施。今回は今年2~3月に行い、約2千人から回答を得ました。


1年前と比べた暮らし向きを尋ねたところ、「ゆとりがなくなってきた」は56.0%に上昇し、「ゆとりが出てきた」はわずか3.8%に過ぎませんでした。

ゆとりがなくなってきた理由(複数回答)を聞くと、1位は「物価が上がったから」で、過去最高の90.4%。次いで「給与や事業などの収入が減ったから」(37.1%)でした。

歴史的な物価上昇と収入減のダブルパンチ。これでは、ゆとりある生活は夢のまた夢です。

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